どうして切迫早産になったのか考えてみた
私は妊娠26週に子宮頚管が2センチを切り切迫早産と診断され1週間入院しました。
退院してからも37週の正期産になるまで自宅安静をしていました。
そこで、今回はどうして私は切迫早産になってしまったのかまとめてみたいと思います。
切迫早産とは
早産(37週よりも前に出産してしまうこと)をしかけていることを言います。
出産するときは、
①赤ちゃんが下りてきて、卵膜を支えている子宮頚管が短くなる→②子宮口が開く(子宮頚管が完全に開く)→③破水 となります。
正期産になるまで、子宮頚管の長さは一般的には3.5~4センチあるのですが
この長さが2.5センチを切ると切迫早産と診断されます。
なので子宮頚管の長さがとても大切で、定期的なお腹の張りのせいで短くなってしまうと子宮口が開いてしまって陣痛につながって破水してしまったり、または突然出血・破水してしまうこともあります。
切迫早産になるとどうなるか
正期産(妊娠週数37週)よりも前に赤ちゃんが生まれてしうと、まだ臓器などが完成していないので障害を持って生まれてくる可能性が高くなります。
なので、できるだけお腹の中に長くいてもらうためにリトドリンという飲み薬を飲んだり、飲み薬でも張りが抑えられなければマグミットという点滴を24時間、正期産になるまでつけ続けたりします。
2.5~2センチでは、自宅安静と飲み薬。2センチを切ると入院して点滴となります。
点滴となるともちろん入院となります。長い方では2か月入院します。
そうならないためにとにかく安静にしておく必要があります。
私が切迫早産と診断される前にしてしまったこと
お腹が張っても動いていた
これは初めての妊娠でお腹が張るという感覚が分からなかったのでしてしまいました。
自分が妊婦であるという認識が甘かったのもあります。
泳ぐ
たぶんこれが一番よくなかったと思います。
妊娠23週の頃沖縄に新婚旅行に行きました。その時にやっぱり沖縄に来たら泳がないと!っと思いちょっとだけ泳いでしましました。
泳いでいる時に一瞬お腹がきりきりしたような気がしました。
それからは泳ぐのをやめたのですが、初めから泳がなければよかったなと後悔しました。
飛行機に乗った
沖縄に行くのに飛行機に乗りました。飛行機に乗ると気圧が変わるので、それもよくなかったのかなと思います。
子宮頚管が短くなっても仕事をした
これは私の医師が仕事を休むように言ってくれなかったのがよくなかったと思うのですが、子宮頚管が2.5センチを切ってもいつも通りの生活をしていました。
あの時、せめて仕事を休んで安静にしていれば子宮頚管が2センチを切ることはなかったのではないかと思います。
一度短くなった子宮頚管は伸びることはありません。
2.5センチを切ったら絶対に安静にしましょう。
切迫早産にならないために
妊婦である自覚をしっかりと持つ
これまで通りの生活をしていてはいけません。何事にも慎重に行動する必要があります。私のよう何かあってからでは遅いです。しっかりと自覚を持ちましょう。
お腹が張る感覚を早めに認識する
私もはじめ全く分からなかったのですが、もっと早くに認識できていたら入院するまでには至らなかったのではないかと思います。
私の場合はお腹が張っていても全く痛みはありませんでした。
生理痛のようなキリキリした痛みもなければ、そんなにお腹が張っているようにも思いませんでした。
ただ赤ちゃんが動いているだけ、お腹が固くなっているのは赤ちゃんのお尻や頭が出ているだけと思っていました。
赤ちゃんなのかお腹が張っているのかの違いが分かるようになる必要があります。
そこで、、、
私のおすすめのお腹の張りの確認方法
①横になる。これは仰向けでも横向きでもどちらでもいいです。
②手を広げてお腹に置く。
これを数分続けます。
するとだんだんとお腹の張りなのか赤ちゃんなのか自然と分かってきます。
赤ちゃんの場合はおへそ回りだけでなく横腹のほうまで頭などが出てきますが
お腹の張りの場合はお腹の全面、おへその上で手を広げて置いた部分全体が固くなります。
重いものを持たない
私はよく洗濯物を干そうと洗濯機から服を取り出しかごに入れて運んでいる時にお腹が張っていました。
今考えたら重たいものを運んでいたからだと思います。
職場でも重たいものは持たないようにしましょう。
まとめ
私は自分の周りに切迫早産になった人がおらず、私もみんなと同じように産休に入るまで普通に仕事して出産すると思っていました。
でも妊娠・出産は人それぞれ。全く同じ人なんていません。
何かあってからでは遅いです。
私のようにならないために、今まで通りの生活をするのではなく妊婦であることを自分に言い聞かせ、できるだけ安静に過ごしましょう。
以上、「どうして切迫早産になったのか考えてみた」でした!
今日もどんどん向上しましょう♬