10回目の妊婦検診 子宮頚管の長さが1.8センチに戻る
妊娠週数30週2日。
前回の健診から約2週間経ちました。
まず前回からの私の体の変化。
()の中は妊娠前から
体重 +1.3キロ (+9.3キロ)
腹囲 +1センチ (+15センチ)
かなりお腹も大きくなってきて、お腹の中で赤ちゃんが足を伸ばすとお腹の形が変わることもありました。
前回の健診では子宮頚管の長さが2センチに戻っていると言われたので実家で自宅安静を継続していました。
実家では母の手料理を3食、お菓子も食べていたので、2週間で1キロも太ってしまいました。
この頃は体重増加が止まりませんでした。
さて、検診ではまず赤ちゃんの様子から。
赤ちゃんはこのとき約1,500グラム。順調に育っていました。
そして次に子宮頚管の長さを測りました。
前回の健診から約2週間は入院していた時と変わらない寝たきりの生活をしていたのでかなり自信はあったのですが、今回の長さは1.8センチ
前回2センチに戻っていたのに、また2ミリ縮んで入院した時と同じ長さに戻っていました。
先生からは「すぐにでも入院して24時間点滴をした方がよい。よく考えて。」
とかなり強く言われました。
先生から言われた通り、そして実家で両親からの厳しい監視のもと
ずっと寝たきりで自分の好きなこともできず、かなり我慢して生活しているのに
もうなにをしてもダメなんだ。やっぱり入院しないといけないんだ。
そんな気持ちでいっぱいでした。
仕事中の夫に連絡すると、夫にも入院を勧められました。
確かに、自分でも何かあった時のために入院しておくのが一番いいのは分かっていました。
でも前回の大部屋入院がつらすぎて、またあの生活をするのは絶対に嫌だと
みんなに入院を勧められても私だけ入院を断っていました。
健診が終わり、母に今回の結果を伝えると看護師さんが話しかけてきたので一緒に話をしました。
すると看護師さんから「子宮頚管が伸びることはない。1ミリ、2ミリは誤差の範囲。何かあった時のために入院した方がいいとは思う。」と言われました。
母は点滴をすれば子宮頚管が伸びると思っていたので、看護師さんにもう伸びることはないと言われ、それなら入院する必要はないと意見を変えてくれました。
実家に戻り、自分でもネットで入院した場合と自宅安静した場合どう違うのか調べてみることにしました。
すると日本と海外での治療方法の違いについて書いてあるサイトを見つけました。
そこには
「お腹の張りを抑えるために、リトドリンという薬を点滴してもその効果が最大限得られるのは48時間までで、その後何日間も点滴を打ち続けたとしても効果はあまり得られないため、海外では48時間しか点滴をしない。
日本でも、ある病院で切迫早産の妊婦に対し48時間のみ点滴をした場合と正期産(妊娠週数37週)まで点滴をした場合で妊娠期間がどれくらい違うのかという実験を行ったが、結果はどちらも妊娠期間はほぼ同じで大差なかった。
なので、その病院では点滴入院は48時間のみとしており、そのおかげで入院患者の数を減らすことができた。」
と書かれていました。
2か月点滴しても意味がないという情報にすごく驚きました。
子宮頚管の長さは確かに前回から比べると2ミリ短くなってしまいましたが
入院した時も1.8センチだったので、逆にこれは長さを維持できているんだと気持ちを切り替えて過ごすことにしました。
ただ、短いことに変わりはないのでこれからも安静生活は続けていかないといけません。
赤ちゃんが順調に育っていることだけがこの時の私の心の支えでした。