叔母を父と母が病院に預けたその日か翌日
叔母が入院することになったので、少しの好奇心で叔母に入院セットを届けに行く母に同行しました
その時の私はまだ小学4年生
叔母の状況をあまり理解していなかったので行ったこともない病院に行けると少しわくわくしていました
いざ病院に着き、院内に入るととても静かで受付ホールには誰もいませんでした
あれは面会者専用の入り口だったのかもしれません
全く覚えていないのですが
そしてエレベーターで叔母のいる階まで行きました
つくとフロアの奥の方で誰かが叫んでいる声がしました
母から「あれはおばちゃんの声だ」と言われびっくりしました
叔母は暗い部屋に閉じ込められているようでした
すごく怖かったです
他の入院患者の方も何人かいましたが、フロア全体に不気味な雰囲気を感じました
職員の人に荷物を預けその日はすぐに帰りました
結局叔母は数か月入院し退院しました
結構早く退院できたのは叔母に合う薬と出会えたからだそうです
その薬を飲んでいる叔母は以前と変わらず、何事もなかったかのように過ごしました
叔母も元に戻ったので叔母はまた一人暮らしを始めました
しかし一人暮らしを始めて2カ月ほど経った頃また叔母の様子がおかしくなりました