母のカードローン160万を返済した話

この時期になるとある出来事を思い出します。

それは母のカードローン160万を肩代わりしたこと。

もう5.6年前の話になりますが、ちょうどこれくらいの時期でした。

 

それが判明したのは父が老後資金のことを考えてお金のことについて母に尋ねたのが始まりでした。

この頃まだ私は実家暮らしで私がお風呂に入っていると、リビングから父の怒鳴り声が聞こえてきました。

お風呂から上がると気まずい空気、、、でも何も教えてもらえず私も聞きませんでした。

食後母がいなくなった隙に父からカードローンのことを聞かされました。

父は「もう破産するしかない」と涙声で私に伝えてきました。

 

私は実家暮らしで、恥ずかしい話ですが家にほとんどお金を入れず貯金をしていたので160万は大金ですが支払うことはできました。

 

なので「私が払うよ」と父に伝えました。

 

考えてみれば、小さいころから私たち子供が欲しいと言ったものはたいてい買ってくれ

決して裕福ではないけど、何不自由ない生活をさせてもらっていました

でもまさかそれが両親をこんなに苦しめていたなんて、すごく申し訳ない気持ちになりました

 

逆に父も、娘に肩代わりさせるなんて親として情けないと泣いていました。

 

母は日々の子育てのストレスを買い物で発散して、ここまでローンが膨らんでしまったと言っていました。

 

カードローンは1日ごとに利息が増えていくので聞いた次の日に仕事を休み、母と一緒に銀行に行きました。

支払い終わり、車へ戻る際母は情けないと泣いていました。

 

その後も実家で生活していたのですが、決まづい空気に耐えられなくなり家を出ることにしました。

 

今は昔と変わない関係に戻ることができましたが、今でもその時のことをよく思い出します。

あの支払ったお金があったらもう少し心に余裕ができるのになとか

もう過ぎたことなので考えても仕方ないですが、もっと早くに気付けていたらと思ったりもします

 

お金には結構シビアな方ですが、この体験を通してカードローンの恐ろしさを学べました

 

お金が絡むとたとえ親でもいい気はしないですね