母のカードローンのその後 過払い金請求をしてみた

昨日の続きになりますが、母の160万のカードローンを返済した後は

母が持っているクレジットカードを全て解約させました。

 

母ももう自分がクレジットカードを持っていてはいけないと思ったらしく

反対はせず解約の電話をしていました。

 

母は「私のおかげでやっと綺麗な人間になれた気がする。」と言っていました

母としてもいつまでたっても減らないローン残高は気になっていたようで

それがなくなったことでかなり気持ちが楽になったようでした。

 

それからしばらくはこのカードローンの話はお互いしていなかったのですが

1年ほど経った頃、よくCMでしている「過払い金請求」のことが気になり調べてみることにしました。

 

「過払い金」とは平成19年以前の法律にグレーゾーンがあり、その頃に本当は支払う必要のない利息まで支払いをしていた場合発生するものだそうです。

 

母の場合正直微妙なところでしたが調査は無料ということで依頼してみることにしました。

 

ただ、もし実際に過払い金があり返金請求する場合はその依頼した司法書士事務所に成功報酬を支払わなければなりません。

この成功報酬が結構高くて、だいたい返金された額の20%というところが多かったです。

 

どうせ返ってくるなら多い方がいいので、この成功報酬ができるだけ少ないところを探しました。

すると大阪の司法書士事務所でしたが、成功報酬が返ってきた額の19%というところがありその事務所へお願いすることにしました。

 

大阪の事務所でしたが、私の住む県まで会いに来てくれました。

もちろん相手の新幹線代などは支払う必要はありません。

 

とりあえず調査を依頼し、1~2か月くらいだったと思いますが結果を待ちました。

すると過払い金が50万ほどあると言われました。

 

思っていたよりあったのですぐに過払い金請求をお願いしました。

成功報酬で19%取られるのですべてが手元に戻るわけではないのですが

思ったより多くの額が戻ってくるので嬉しかったです。

 

振込先は母の口座でした。

この時、カードローンはなくなりましたが両親の生活もそこまで余裕があるわけではなかったので、1度支払ったものだし母に持っていてもいいよと伝えましたが

「私に少しでも返したい」と母に言われ、私が受け取ることになりました。

 

結局40万ほど返ってきたので、私が支払ったカードローンは差し引き110万となりました。

 

何もしなければこの40万は返ってくることはありませんでした。

なんか、それって恐ろしいですよね。

 

もしカードローンをしたことがある人がいたら、絶対に過払い金請求はするべきだと強く勧めたいです。