私の出産体験その1 陣痛が起こり病院に行くまで

15回目の妊婦検診で「内診ぐりぐり」をされたことですぐに陣痛が来ました。

 

10時に健診が終わり、ランチを食べに外食へ。

13時頃、注文した料理を待っている時に陣痛は始まりました。

 

はじめは生理痛のようなチクチクする痛みでした。

 

夫と会話している時にその痛みに気付きましたが、「なんかちょっとチクチクするな」という程度で普通に会話できていました。

 

しかし次第にお腹が痛くて会話を止めたり、痛みが頻回に起こるようになってしまったのでその場で「陣痛アプリ」をダウンロードし痛みの間隔を測ってみることにしました。

すると、1回目の計測で「すぐに病院に行ってください」の文字が表示されました。

 

まだ注文した料理も来てないし、どーせなら食べたい!

1回目から「病院に行け」という文字が表示されるのはおかしい!やり方が間違っているのかも!

と思い、別の陣痛アプリもダウンロードしました。

 

しかし、その別のアプリでも「すぐに病院へ行ってください」の文字が。

たしかに痛みは4分間隔でした。

でもずっと4分ではなく、8分だったり3分だったりまばらでした。

 

そうこうしているうちに注文した料理が運ばれてきたので急いで食べました。

 

ランチの後ちょっとショッピングする予定でしたがそれは夫に却下されました。

この頃には痛みが来ると立ち止まるくらいの痛みでした。

 

ショッピングは却下されたのですが、この後夫のひげ脱毛の予定がありました。

そして、なんと夫はひげ脱毛に行きその間約30分間私は一人車の中で夫の脱毛が終わるのを待っていました。

 

今考えるとすごく恐ろしいことをしていました。

 

でもその時は大丈夫と思っていました。

 

しかし待っている間にもお腹の痛みは増していきます。

最初は軽い生理痛のような痛みでしたが、この頃には一番重い生理痛の痛みが5分・10分間隔で起こっていました。

 

痛い痛い。とつぶやきながら一人車で夫を待っていました。

待っている間、1年前甥っ子を産んだ姉にこれは陣痛なのかと電話できいたりしましたが、姉は「突然破水し出産したので分からない。病院に電話した方がいい。」と言われました。

 

しかし、もし電話し病院に行ったとしても陣痛でなければ家に帰されることになるし、午前中に病院に行っていたのでまた行くのはなんかめんどくさい

とその時の私は思っていたのですぐに電話はしませんでした。

 

夫の用事が終わり車で家に帰っている時も定期的に痛みはあり、夫はすこしパニックになっていました。

夫には「このまま病院に行こう。」と言われましたが

入院セットも持っていないし、ベッドで横になれば痛みが引くだろうと思ったのでとりあえず家に帰ることにしました。

 

家に着き10分ほどベッドで横になっていましたが痛みが引く気配はありません。

それどころか痛みが増してきました。

 

さすがにこれはおかしい。

 

もう一度陣痛アプリで痛みの間隔を測るとこの時も4分だったり8分だったりまばらでした。

病院に行く目安は陣痛が10分を切ってからと聞いていたので、これが陣痛かは分からないけど病院に電話をかけてみようとやっと決意が固まりました。

 

病院に電話をかけ、「痛みの間隔が4分・8分とまばらでこれが陣痛かわからないのですが。」というと

「それはすぐに来てもらった方がいいので入院セットをもってすぐに来てください。」と言われました。

 

夫にそのことを伝えると、夫はもっとパニックになり慌てて車を出す準備をしていました。

この頃私は実家で生活をしていたので入院セットも実家にありました。

なので母にもすぐ連絡をし、病院に入院セットを持ってくるようお願いしました。

 

私が病院に着いたのは午後4時頃。

午前中にも病院に来たのにその数時間後にまた来ることになるなんて思いもしませんでした。

 

ここから壮絶な出産体験が始まりました。