Netflixオリジナル スノーピアサーの感想*ネタばれあり
※2023年6月時点に書いています。
配信元
全シーズン
3シーズン(未完結)
主なあらすじ
地球温暖化が進んだ地球で科学者たちが地球を冷やすために行った策が逆に地球を凍らせてしまった。
気温が-100度を超え、外で生活できなくなったためウィルフォード社が作ったスノーピアサーという1000両ある列車に人類の生き残り達は生活していた。
もちろん、このスノーピアサーに乗車するには乗車切符が必要だった。
そのため、列車が出発するときに乗車切符を持たない人たちが無理やり列車に乗り込んだ。
無理やり乗り込んだ人たちは列車の最後尾の車両に押し込められたため「テイラー」と呼ばれ、汚物処理をさせられたり食べ物もろくに与えられず奴隷同然の生活を強いられていた。
そんな生活を強いられていたためテイラー達は暴動を起こし車両を乗っ取ることで、他の人たちと平等な待遇を得ようとしていた。
また列車に乗車している乗客たちは皆、またいつか外で生活することを夢見ていた。
シーズン1
列車の持ち主であるウィルフォードの作った規律により列車は階級に分けられ完璧に統率されていた。だが、ある日列車内で殺人事件が起こる。この事件を解決するためウィルフォードは乗客の中で唯一刑事だった主人公アンドレ・レイトンに調査を依頼した。
レイトンは乗車切符を持たないテイラーだった。そのため殺人事件を調査しながら暴動に必要な前の車両の情報手に入れていった。
そんな中、アンドレは殺人事件の調査を通じてスノーピアサーの重大な事実を知ってしまう。
それはウィルフォードが列車内にいないこと。
列車は出発して7年経ち、その間ウィルフォードの指示で列車が動いていたはずなのにそのウィルフォードがいない。実は客室乗務員のトップであるメラニー・カヴィルがウィルフォードが生きて先頭車両で指揮をとっていると嘘をついて自分が列車内を支配していた。
シーズン2
ウィルフォードになりすまし列車を支配していたメラニー・カヴィルから車両を奪還しスノーピアサーの代表になったレイトンだったが、これまで厳しい階級に分けられ保っていた統率が突然崩れたことにより列車内はめちゃくちゃになった。レイトンが中々統率できずにいると、レイトンは代表にふさわしくないという声が上がるようになった。
そんな時、突然後ろから1台列車が走ってきた。スノーピアサー以外に生き残った人間が列車を動かしていた。そんなことができるのはウィルフォードしかいない。そうウィルフォードは生きていたのだ。
実はスノーピアサーが出発するとき、ウィルフォードの冷酷なやり方に納得できなかったはメラニー・カヴィルはウィルフォードが乗車する前に無理やり列車を出発させ置き去りにしていた。
その恨みを晴らし、スノーピアサーを奪還するためウィルフォードが自分の乗っている列車を連結させスノーピアサーに乗り込んできた。
ウィルフォードの作った列車のおかげで生き残ることができたため、ウィルフォードに忠誠を誓うウィルフォード信者と、ウィルフォードの本性を知り列車をウィルフォードから守ろうとする者たちとの対立が始まる。
そんな中、外気温が上昇している可能性があることがわかった。その調査をするため1人列車から降りて基地で外気温の調査をすることになった。
調査期間は1か月。1か月後同じ場所に迎えに行くことを約束し代表としてメラニー・カヴィルが調査に出た。
その調査中ウィルフォードの巧妙な企みによりスノーピアサーをウィルフォードに奪われてしまい約束の1か月後メラニーを迎えに行くことができなかった。
そのためレイトン達は列車の連結を解き、ウィルフォードとは別の列車に乗りメラニーを迎えに行くがメラニーはすでに消えた後だった。
シーズン3
レイトン達はメラニーを見つけることはできなかったが、メラニーが1か月調査した資料は持ち帰ることができた。
その資料によると、ホットスポットと呼ばれる気温が高い場所が存在する可能性があることがわかった。
その場所を探すためレイトン達はウィルフォードから逃げながら調査を続けた。
しかしホットスポットは見つけることができなかった。
しかしレイトンはホットスポットが存在すると信じ、そこにウィルフォードのいる列車に置いてきた仲間たちと一緒に行くためウィルフォードともう一度対決することになる。
その対決にも打ち勝ちレイトンはまた列車を掌握することに成功した。
そして未だ見つけられていないホットスポットが存在すると乗客たちに嘘を付き、そのホットスポットを「楽園」と呼び、その楽園へ行くグループと楽園へは行かず今までの線路を走り続けるグループで分かれることになる。
評価
3(5点満点中)
感想
外気温が低くなりすぎて列車で生活しているという世界観は面白いと思ったのですが話がほぼ同じことを繰り返しているだけなのでそこがマイナスポイントです。
暴動→裏切り→団結の繰り返しといったところです。
ここまで団結しないのか、なぜその人とその人がくっつくのか、ちょっと理解し難い部分が多々ありました。
1番腑に落ちてないのは、主人公のアンドレ・レイトンは元刑事という役なのですが、あんなドレッドヘアのプレデターみたいな刑事が本当に存在するのかということです。
まだ続きそうな終わり方だったので最終的にどうなるのか少し楽しみではあります。