切迫早産入院1日目。大部屋の洗礼を受ける。

健診で子宮頚管が1.8センチになりその日の午後3時から入院。

 

まず部屋に案内されました。

部屋は部屋代がかからない大部屋(4人部屋)にしました。

私のベッドの場所は窓側でした。

陽の光が入るし、外の景色も見れるし、大部屋の中では一番広い場所でいいところでした。

そしてなによりWi-Fiが使えたのが助かりました。

 

大部屋にはすでに2人入院されている方がいました。

初めての入院で不安だけどちょっとわくわくもしてました。

けど、そんな気持ちはすぐに消え去ります。

 

私が入院したのは7月だったのですが、

私がいた大部屋はクーラーが付いててもとにかく暑い。

妊婦だからってこともあると思うのですが、とにかくクーラーの効きが悪くて

その日のうちに家から普通サイズの扇風機を持ってきてもらいました。

 

そして部屋に案内された後は初めてNST検査をしました。

これが実際の私の検査の時の写真です。


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NSTノンストレステスト)検査とはお腹の張りを検査する機械で本来なら妊娠9・10か月頃の妊娠34~36週に行うものでした。

しかし私は切迫早産と診断され、お腹の張りが頻回に起きていてそれが陣痛につながるかもしれないということで、現時点でどれくらいお腹が張っているか調べるために検査を行いました。

この検査は入院中毎日午後1時と午後8時に1回40分行いました。

 

お腹に張りを感知する機械を付けてもらい、40分ベットの上で数値を見続けました。

すると、40分の間に2回くらいお腹が張ってて張りの数値は30くらい出てました。

数値はお腹が全く張ってない時が0でマックス99と表示されます。

99はもう陣痛レベルだそうです。

赤ちゃんが動くせいでお腹が張っているようでしたが、この頃はお腹が張る感覚は全く分かっていませんでした。

 

40分で2回お腹が張るのは、妊娠26週にしては多いと言われました。

 

いつ退院できそうか看護師さんに聞いたところ

「とりあえず1週間は入院。そのあとは先生次第だけどまだ7か月だし、たぶん36週くらいまで入院になると思う。」と言われました。

 

約10週間も入院することよりもお金の心配ばっかりしてました。

けど、お金は医療費控除や高額医療費制度を使うことができると教えてもらったのでその日はそのことばっかり調べてました。

 

検査が終わった後は部屋に戻り17時に夕飯。

20時にもう一度NST検査をして21時消灯でした。

 

そして初日から大部屋の洗礼を受けることになりました。

 

私より先に入院していた2人のうち、私のベットの真向いの人がなんと16歳で同じ切迫早産で入院している人だったのですが、この人のせいで私の精神は崩壊していきます。

 

私のいた病院は面会は21時までで、消灯は自分の枕元にあるスイッチで自分で消すようになっていました。

 

しかし、その真向いの子は22時を過ぎても電気を点けていて

真っ暗でないと寝れない自分にはかなり辛かったです。

 

あと、私以外の2人は24時間点滴を付けていたのですが

その点滴が針が少しでもずれるとものすごい大きなアラームが鳴る仕掛けで

もう一人の人はアラームが鳴るたびに部屋の外に出てくれたのですが、16歳の子は看護師が来るまで部屋にい続けるので

夜中に看護師がすぐに来れない時に何分間もアラームが鳴り、目が覚めてしまって全く寝ることができませんでした。

 

これで最悪の入院生活1日目がやっと終わりました。